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【レビュー】「素のディーゼルAWD」マツダ〈CX-60〉ちょい乗りインプレ

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2023年4月、CX-5点検の合間にディーラーさんのご厚意で、MHEVではない「素のディーゼル仕様」を試乗さていただきました。

店長からは予め「乗り心地が硬い」と言われていたため、どんなものかと少し身構えて乗りに行きました。

結果、「乗り心地は 硬い と言われれば硬い。」ですが、

「全然不快じゃない」というのが個人的な感想。

私は自動車メーカーの実験部門に所属していたため蘊蓄うんちくっぽく聞こえてしまうかもしれませんが、フロントサスペンションはとてもスムーズに伸び縮みしています。

じわりとハンドルを切り、Gがわずかにかかり始めると、それに比例して「スーッ」と、ストロークの極めて初期の部分は抵抗なく動いてくれます。

そうやってフロント外輪が沈み込み、コーナー内側のボディは全く持ち上がらない「見事なダイヤゴナルロール」を感じさせてくれるため安心感がありながらも純粋にコーナリングを楽しめます。

街中の速度レンジが低い運転シーンでリアサスペンションもよく動いてるのが感じられます。

ただし動いてはいますが、動き出してすぐに強めの減衰が立ち上がっているため、硬く感じてしまうのでしょう。

ドライブトレインに関してがミッションが賢く制御している印象でした。率直に言うとギクシャクしません。

ブレーキはMHEV(マイルド ハイブリッド エナジー ヴィークル)版に比べても、GO-STOP時の「かっくん」が圧倒的に少ないです。これも良いですね。ちゃんと各機能が人馬一体に制御されています。

エンジンサウンドは割とワイルドに響いてきましたが、

このご時世に新たに大排気量エンジンを世に出し「それを選んだ人に対しては アリ」 なんじゃないかと思います。

総じて、「これからまだまだ改良が進むだろうけど、エンジンの存在感と加速とコーナーの気持ちよさが大いに気に入った」という感想を持ちました。

私の用途からすると今乗ってるCX-5の方が合っている気がするため乗り換える気はありませんが、

高級感と加速、コーナーリング性能はかなりのものなのでこの手の車を乗ってみたい人には良いんじゃないでしょうか?


以上、最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。

これからも本ブログ「青天井なCAR LIFE」をよろしくお願い致します。

あなたの人生が青天井に楽しくなりますように。

ではまた

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