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【整備初心者でもできる】JEEPレネゲードACフィルター交換方法+エバポ洗浄

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本記事の内容はこちら

  • JEEPレネゲードの エアコンフィルター 交換方法
  • 使用する工具
  • 適合するエアコンフィルター
  • エバポレーター洗浄(後日やってみた)

こんにちは、自動車整備士2級免許所持者のつりふぁすです。

相方が乗っているJEEPレネゲードのエアコンが臭うらしい。

原因は何だろうと考えましたが、手始めにエアコンフィルターを確認しようとしました。

ところが、国産車であれば工具なしでエアコンフィルターまで辿り着けるのに、外し方が分からないのです

つりふぁす
つりふぁす

CX-5と全然違う!

この記事を読みながら行えば、整備士じゃなくても(整備知識0でも)交換できると思います。

ゆっくりで良いので是非チャレンジしてみてください!

〜筆者(ブログ管理人)について〜
3歳の頃から釣竿を握って以来30数年釣りを生き甲斐に生活しています。

仕事は2008年に自動車整備士免許2級(ガソリン・ディーゼル)を取得後、2021年までマツダ車のブレーキや音・振動開発に従事していました。
その後転職し、サービスエンジニアを経て船舶用品の開発に従事しています。

仕事柄、安全第一の考えですので手順を省略したりせず、大事なところはきちんと伝えます。

作業前の注意事項

  1. 作業中は思わぬところで手を切るなど、怪我をする可能性があります。
  2. 怪我防止のため、手袋や長袖を着て作業することをお勧めします。
  3. 外す部品はプラスチックが多く、割れるなど、破損の可能性があります。
  4. ドアを大きく開けて作業する必要があります。
  5. 作業場所は他者の往来が無く、十分広い場所で行いましょう。
  6. 必ずパーキングブレーキをかけましょう。

以上に配慮し、自己責任でお願いします。

交換する際に外すボルト類のサイズ

  • T型トルクスネジ(T20)※T20とはネジの大きさを表している
  • 6角ボルト(5.5mm)※5.5mmとは対辺の距離を表している
T型トルクスのT20とはここのサイズのこと(T20=3.840mm)絵が汚くてスミマセン。
6角5.5mmとは6角部分の対辺のこと。(ちなみに5.5mmだとネジ部の軸径(呼び径とも言う)は3mm)

使用した工具

必要なものはこちら

  • 内張剥がし(マイナスドライバーでも代用可だがこちらの方が傷つけにくい。)
  • トルクスレンチ:T20
  • 6角ボルト用ソケット:5.5mm
  • エクステンションバー(無くてもできます。ただ、奥まったところにボルトがあるためあると便利。30cmほどあればやり易い)
  • T字スライドハンドル(ラチェットでもなんでもOK。)

写真の右から3番目(エクステンションバーと6角ソケットの間)は「変換アダプタ(9.5mm→6.35mm)」ですが無くてOKです。(今回私はソケットを6.35mm規格を使ったため、変換が必要でした。)

交換手順

ダッシュボード横の三角形のパネルを外す

中の爪は5箇所。折らないように注意しよう。

トルクスネジ(1か所)を外す

ダッシュボードを開けトルクスネジを外す

真ん中。
一番右。※別日に撮影のため工具が違う。

ダッシュボード下の方にあるインシュレーターを外す

右側。

インシュレーターを外すと見えるトルクスネジを外す

右側。

ダッシュボードを手で外す

エアクリーナー前方のカバーを外す

エアクリーナー前方の6角ボルト(1箇所)を外す

アップで。

ボルトを外したらカバーを外す

カバー左側は爪で引っかかっている。形状はこんな感じ。

エアコンフィルター本体を外す

ちなみにエアコンはデンソー製。MADE IN JAPANかは不明。「DENSO THERMAL SYSTEMS」という名称がかっこいい笑

新品のエアコンフィルターを入れる

復旧(外した部品をつけていく)

外した時と逆の順番で組み付けて完了です。

番外編【追記】エバポレーター洗浄してみた

フィルター交換から約1年後。やっぱり酸っぱいようなカビのような嫌な匂いが強くなってきたため、家庭用エアコン洗浄スプレー「ラクハピ(無香料)」を用いてエバポレーター洗浄してみました。

結果は◎。やって大正解でした。洗浄後にこれまでの嫌な匂いが一切なくなりました。

ただし洗浄スプレーは必ず無香料をお使いください。でないと洗浄剤の匂いがきついです。

やり方は至って簡単。下記は参考までに、私が行なった手順です。(こちらも自己責任でお願いしますね)

  • ラクハピのノズルに内径6mmのチューブを差し込む(チューブはホームセンター(コーナン)にて量り売りを購入。)
  • エアコンフィルターを外した空間からノズルを入れ、右奥の方に突っ込む。(ファンのプロペラに当たるが、隙間からなるべく奥に差し込んだ。)
  • あとはトリガーを引いて洗浄液を全量噴射(注入)
  • 全量噴射後にチューブを引き抜く。
  • エアコンONし、最低温度に設定、内気循環、風量最大にして5分ほど放置。(これはエバポレーターを結露させ、洗浄剤を流すイメージ。)
結露した水分の排出口がセンターコンソールの真下付近なので、エバポレーターはその上にあると推測。そのため、ここからなるべく右奥(車両中央狙い)に向けてチューブを突っ込んだ。
エバポレーターを目視できないため失敗する可能性もあったが、今回の作業で臭いは消えてくれた。

選んだ新品エアコンフィルター

私が選んだのはこちら⬇️ 価格は3000円〜4000円くらいだと思います。

アマゾンで売ってました。エアコンフィルター自体の適正価格はどれもそれくらいなので、

例えば5000円以上するなど明らかに高いものはお勧めしません。

Amazonでは「定期おトク便」のものも売られていました。さらに5%オフです。

https://amzn.to/49vXkAY(新しいタブで開きます)

カーディーラーなどで買う場合は取り付け工賃込みのものもあります。

ちなみにCX−5のエアコンフィルターはマツダディーラーにて工賃とフィルター併せて6000円未満です。


⬇️は抗菌抗ウィルスタイプ(天然ポリフェノール・ヤシ殻活性炭配合)のもの。こちらも適合しそうです。

今回のレネゲードのエアコンフィルターは結構手間がかかる類でした。

しかし冒頭でもお伝えした通り、私の普段乗っているマツダ CX-5などの国産車であれば工具不要の車種も多いです。

どんな整備でもメンテナンス前にきちんとした情報を得て、工具を揃えれば整備士じゃなくても交換できると思います。

是非チャレンジしてみてください。このブログが参考になれば幸いです。

くれぐれも作業はご安全に。

最後に

以上、最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。

これからも本ブログ「青天井LIFE」をよろしくお願い致します。

あなたの人生が青天井に楽しくなりますように。

ではまた!

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