CX-5でGRANDTREK PT5を2.6万km使用|残り溝5.5mm以上の耐久性を実測レビュー

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CX-5のタイヤを、新車装着のYOKOHAMA GEOLANDAR G98からDUNLOP GRANDTREK PT5へ交換しました。 交換したのは走行49,400km時点。 その後、CX-5を手放す76,100kmまで使用し、PT5で約26,700km走りました。 タイヤは決して安い買い物ではありません。 「実際の乗り心地はどうなのか」 「どれくらい摩耗するのか」 「長く使うと印象は変わるのか」 購入前には、このあたりが気になると思います。 そこでこの記事では、交換直後の印象だけではなく、約2,200km時点、約26,700km時点まで実際に使った結果をまとめます。 特に注目したいのが耐摩耗性です。 26,700km走行後に4本すべての残り溝を実測したところ、最も減っていたフロントでも5.5mm残っていました。 カタログスペックだけでは分からない、長期使用後のGRANDTREK PT5を紹介します。

数あるタイヤの中から選んだDUNLOP GRANDTREK PT5。
目次

26,700km使った現在の結論

結論から言うと、GRANDTREK PT5は我が家のCX-5ではかなり長持ちしました。 49,400kmで交換し、76,100kmまで約26,700km使用。 その時点で測定した残り溝は次の通りです。 左フロント:5.5mm 右フロント:5.6mm 左リア:5.8mm 右リア:5.8mm

ダンロップ PT5に交換後26,700km走ったので残溝を測定しているところ。

しかも、この期間はタイヤローテーションをしていません。

交換直後から好印象だったのは直進安定性です。

一方で、コーナーへ入り始めるときには、G98より少し舵角が必要になり、その後に曲がり方が強くなるような感覚がありました。

これは自分には少しクセとして感じました。

ただし、約26,700km使用した時点では、その違和感はかなり小さくなっています。

現在の印象をまとめると、

・直進時の安定感は好印象
・交換初期に感じた旋回時のクセは小さくなった
・大きな入力に対する乗り心地は柔らかく感じる
・細かな路面状態は比較的伝わりやすい
・長く使っても静粛性に大きな不満はない
・燃費についてG98より明確に悪化した印象はない
・26,700km使用後でも5.5mm以上の残り溝を確認できた

というところです。

特に印象に残ったのは、摩耗の少なさでした。

ただし、「PT5なら誰が使っても同じ距離を走れる」という意味ではありません。

あくまで、我が家のCX-5で実際に使った結果です。

GEOLANDAR G98からGRANDTREK PT5へ交換

交換前に履いていたのは、YOKOHAMA GEOLANDAR G98です。

サイズは225/65R17 102V。

CX-5に新車装着されていたタイヤで、約49,400kmまで使用しました。

交換前の残り溝は約4.5mm。

大きな偏摩耗は見られませんでしたが、新品時と比べると乗り味や静粛性にも変化を感じるようになっていました。

交換したPT5も同じ225/65R17 102Vです。

タイヤサイズ、ロードインデックス、速度記号を同じ条件にしたため、サイズ変更を伴う交換よりは銘柄による違いを比較しやすい条件です。

ただし、G98は約49,400km使用した状態、PT5は新品。

完全な同条件比較ではありません。

以下の乗り味比較も、その点を踏まえて読んでください。

交換直後は直進性の良さを感じた

GRANDTREK PT5へ交換して、最初に好印象だったのは直進時の安定感でした。

高速道路を含めて走ったとき、ステアリング中央付近で落ち着いて走りやすく、自分には扱いやすく感じました。

一方、旋回初期にはG98との違いを感じました。

ステアリングを切ったとき、最初は少し舵角が必要で、そのあと曲がり方が強くなるような感覚です。

自分はG98の自然な反応の方が好みでした。

ただ、興味深かったのは、その感覚がずっと同じではなかったことです。

約26,700km走ったころには、交換直後に感じた旋回時のクセはかなり小さくなっていました。

自分がPT5の特性に慣れた可能性もありますし、摩耗によって特性が変化した可能性もあります。

原因を一つに特定することはできません。

ただ、使用初期に感じていた「もう少し自然に曲がってほしい」という不満は、長く使った時点ではあまり気にならなくなりました。

タイヤは新品時だけでなく、距離を走ったあとにも確認する意味があると感じた部分です。

大きな入力では柔らかく、細かな路面情報は伝わりやすい

乗り心地については、段差など比較的大きな入力を越えたときにPT5の方が柔らかく感じました。

路面の継ぎ目や段差を越えたときのショックが、少し丸くなったような印象です。

CX-5では長距離を走る機会も多かったので、この部分は好印象でした。

ただし、「すべての路面でPT5の方が快適」というわけではありません。

細かな路面の凹凸やザラつきは、比較的しっかり伝わります。

自分の感覚では、

「大きな入力は柔らかく受けるが、細かな路面情報は残す」

という表現が近いです。

単純に「柔らかくて快適なタイヤ」と一言では表現しにくいタイヤだと感じました。

26,700km走行後の残り溝を実測

PT5へ交換したのは、CX-5の走行距離が49,400kmのときです。

その後、76,100kmまで使用。

PT5では約26,700km走りました。

CX-5を手放す前に、4本すべての残り溝をタイヤ溝ゲージで測定しました。

左フロント:5.5mm
右フロント:5.6mm
左リア:5.8mm
右リア:5.8mm

最も減っていた左フロントでも5.5mm残っていました。

新品時に実測した主溝は、おおむね約7.5mm。

単純な差では、

フロント:約1.9〜2.0mm
リア:約1.7mm

の摩耗です。

もちろん、タイヤの摩耗は常に一定の速度で進むわけではありません。

それでも、実際に2.6万km以上使った結果として、自分が想像していたより摩耗は少なかったです。

DUNLOP GRANDTREK PT5 225/65R17溝深さ
新品時の溝深さは7.5mm
位置を変えても同等の深さ
左前タイヤの溝を測ったところ。26,700km走って残溝5.5mmだった。
左後タイヤの溝を測ったところ。後輪は両方とも26,700km走って残溝5.8mmだった。

ローテーションなしでも前後差は最大0.3mm

今回のPT5では、約26,700km走るまで途中でタイヤローテーションをしていません。

それでも、

フロント:5.5〜5.6mm
リア:5.8mm

という結果でした。

前後差は最大約0.3mmです。

ただし、「ローテーションしなくても問題ない」という意味ではありません。

この時点で前後差が出始めていたため、そのままCX-5へ乗り続けていたなら、自分はこのタイミングでローテーションを考えていたと思います。

目視だけでなく、実際に数値を測ってみることで、メンテナンスの判断もしやすくなりました。

2,200km時点では摩耗が早いと思っていた

PT5へ交換して約2,200km走った時点でも、残り溝を測定しています。

新品時:約7.5mm
約2,200km後:約7.1mm

約0.4mm減っていました。

単純計算すると、約550kmで0.1mm摩耗するペースです。

タイヤ摩耗量
約2,200km後:約7.1mm 約0.4mm減っていた。

当時は、

「耐摩耗性は特別高くないのかもしれない」

と考えていました。

ところが、最終的に約26,700km使用して測ってみると、フロントでも5.5mm以上残っていました。

つまり、最初の2,200kmで見えた摩耗ペースが、そのままずっと続いたわけではありません。

短期間の測定結果だけでタイヤ寿命を予測するのは難しい。

自分で長期間追ってみたからこそ分かったことです。

G98との耐久性は単純比較しない

KF型CX-517インチ純正タイヤ

新車装着のGEOLANDAR G98は、約49,400kmまで使用しました。

交換前の残り溝は約4.5mmです。

交換前のG98の残溝

その数字だけを見ると、G98もかなり長く使えたタイヤでした。

一方のPT5は、約26,700km使った時点で5.5〜5.8mm残っています。

ただし、

「どちらの方が何km長持ちする」

とは単純に比較できません。

使用時期、走行環境、空気圧、タイヤの状態、走り方などの条件が完全には一致しないためです。

それでも、自分のCX-5で実際に使った範囲では、PT5の耐摩耗性に不満はありませんでした。

むしろ2.6万km以上走った残り溝を見て、

「思っていたより減っていない」

と感じました。

「あと何km走れるか」は断定しない

残り溝から単純計算すれば、さらに何万km走れるかという数字を出すことはできます。

ただ、自分はその数字をPT5の寿命として断定しないことにしました。

タイヤの交換判断は残り溝だけでは決まりません。

偏摩耗、経年変化、ひび割れ、ゴムの状態、使用環境なども関係します。

さらに、今回の結果からも分かるように、摩耗の進み方が一定とは限りません。

今回確実に言えるのは、

「自分のCX-5では、PT5を26,700km使用した時点で4本とも5.5mm以上残っていた」

ということです。

耐久性については、この実測結果をそのまま残しておくのが一番正確だと考えています。

トレッドウェア500と実際の摩耗

今回購入した225/65R17のPT5には、UTQG表示がありました。

Treadwear:500
Traction:A
Temperature:A

DUNLOP GRANDTREK PT5 225/65R17 UTQG
PT5のUTQG

ただし、Treadwearの数字だけを見て、

「500だから○万km走れる」

と換算することはできません。

自分としては、Treadwear 500という表示そのものよりも、実際にCX-5で26,700km使用して5.5〜5.8mmの残り溝を確認できたことの方を重視しています。

カタログ上の指標と、自分の使い方での実測結果。

両方を残しておくことで、PT5の耐摩耗性をより具体的に記録できます。

静粛性と燃費は長期使用後も大きな不満なし

静粛性については、約26,700km使用したあとも大きな不満はありませんでした。

摩耗したことで極端にロードノイズが増えたという印象もありません。

燃費についても、G98からPT5へ交換したことで明確に悪化したとは感じませんでした。

実際、長距離走行では車両表示で22km/Lを超えたこともあります。

2025年12月下旬、浜松ー広島往復で燃費22.3km /Lを記録。

ただし、燃費は気温、エアコン使用、走行速度、交通状況、風、空気圧など多くの条件で変わります。

そのため、

「PT5だからこの燃費が出た」

とは判断していません。

少なくとも、PT5へ交換したことで気になるほど燃費が悪化したとは感じなかった、という評価にとどめています。

移動ルート
2025年12月下旬、浜松から愛媛県松山市まで、高速5割、郊外3割、市街地2割を走行した。
帰りの高速は事故通行止めもあり、京都南から鈴鹿まで下道走行。
走行距離
トータル14111.1kmを走り、最終的に車載の燃費表示は平均20.6kmだった。

満タン方だと68.18L消費し、20.69km /Lでした。

燃料代

M+S表記はあるが、用途を過大評価しない

今回のPT5には、サイドウォールにM+S表記がありました。

DUNLOP GRANDTREK PT5 225/65R17サイドウォール
GRANTREK PT5は「M+S」規格

ただ、自分はこれを、

「M+Sだから雪道や本格的な悪路を積極的に走れる」

とは考えていません。

普段は舗装路を走りながら、旅先やアウトドアで荒れた路面に遭遇したときの安心材料。

そのくらいの位置づけで見ていました。

PT5は日常の舗装路を中心に使うSUV用タイヤとして評価するのが自然だと思います。

現物で確認したGRANDTREK PT5の情報

今回購入したPT5では、カタログだけでなく実物でも各部を確認しました。

サイズ:225/65R17 102V
生産国表示:MADE IN JAPAN
UTQG:500 / A / A
新品時の主溝:約7.5mm
ショルダー側の横溝:約5〜6mm
製造週:1124

DUNLOP GRANDTREK PT5 225/65R17 UTQG
PT5のUTQG

内部構造の表示は、

TREAD:2 POLYESTER / 2 STEEL / 1 POLYAMIDE
SIDEWALL:2 POLYESTER

DUNLOP GRANDTREK PT5 225/65R17構造

でした。

また、4本とも製造週が1124で揃っていました。

DUNLOP GRANDTREK PT5 225/65R17生産週
私が買ったPT5の製造週

ネット購入だったこともあり、比較的新しいタイヤが届き、4本の製造週まで揃っていたのは地味にうれしかったポイントです。

これらは今回購入した現物で確認した情報です。

ネットで購入して取付店へ持ち込んだ

PT5はネットで購入しました。

最初は近隣のタイヤショップでも見積もりを取りましたが、最終的にはAmazonから購入しています。

ただし、

「ネット購入が必ず一番安い」

とは限りません。

タイヤ本体だけでなく、

・送料
・組み替え工賃
・バランス調整
・廃タイヤ処分
・バルブ交換

まで含めた総額で比較した方が分かりやすいです。

また、タイヤだけ先に購入すると、

「どこで取り付けてもらうか」

で困る可能性があります。

自分は購入前に、取付方法まで確認しました。

タイヤをどこへ送るのか。
持ち込み交換に対応しているか。
工賃はいくらか。
廃タイヤ処分までお願いできるか。

ここまで確認してから注文するとスムーズです。

Amazon購入履歴の写真
取付サービスから届いた案内メール
バランス調整中の写真

Amazon購入時、廃タイヤ代とバルブ交換代は別だった

自分がAmazonで購入した際は、「タイヤ廃棄代」と「バルブ交換代」は購入時の料金に含まれていませんでした。

必要な場合は、現地で整備工場へ直接支払う形でした。

ネット通販では、

「表示されている価格に何が含まれているのか」

を事前に確認しておくのがおすすめです。

約2.6万km使って感じた良かったところ

約26,700km使って、特に良かったと感じたのは耐摩耗性です。

最も摩耗していたフロントでも5.5mm以上残っていました。

それ以外では、

・直進時の落ち着き
・大きな段差を越えたときの柔らかさ
・長距離を走っても静粛性に大きな不満がなかったこと

も好印象でした。

交換直後だけではなく、2.6万km以上使用した状態まで確認できたことで、購入直後よりも具体的にPT5を評価できるようになりました。

気になったところ

一番気になったのは、交換直後の旋回初期のクセです。

ステアリングを切ったとき、最初は少し舵角が必要で、そのあと曲がり方が強くなるように感じました。

自分はG98の自然な反応の方が好みでした。

ただ、この違和感は約26,700km使用した時点ではかなり小さくなっています。

また、大きな入力では柔らかく感じる一方で、細かな路面のザラつきは比較的伝わりやすい印象があります。

「柔らかくて快適なタイヤ」

という一言だけでは表現しにくい部分です。

G98とPT5はどちらが良かったか

約49,400km使ったGEOLANDAR G98と、約26,700km使ったGRANDTREK PT5。

自分の中では、それぞれ良さが違いました。

G98は、ステアリング操作に対する反応が自然で、CX-5との一体感という点では好印象でした。

一方のPT5は、

・直進性
・大きな入力に対する乗り心地
・耐摩耗性
・購入方法の選択肢

といった部分に魅力を感じました。

ただし、G98は新車装着から約49,400km使用した状態、PT5は新品から約26,700km。

完全な同条件比較ではありません。

そのため、

「PT5の方が上」
「G98の方が上」

とは単純に決めません。

自分としては、

G98はCX-5との自然な操縦性。

PT5は日常使いと耐久性を含めたバランス。

という違いを感じました。

まとめ|2.6万km使っても5.5mm以上残ったことが一番印象的だった

CX-5のタイヤをGEOLANDAR G98からDUNLOP GRANDTREK PT5へ交換し、約26,700km使用しました。

交換直後は直進性の良さを感じる一方、コーナーへ入るときには少しクセも感じました。

その後距離を重ねると、その違和感はかなり小さくなりました。

乗り心地については、大きな段差では柔らかく感じる一方、細かな路面状態は比較的伝わりやすい印象です。

静粛性や燃費についても、長く使って大きな不満はありませんでした。

そして、一番印象に残ったのが耐摩耗性です。

49,400kmで交換し、76,100kmまで約26,700km使用。

その時点でも、

左フロント:5.5mm
右フロント:5.6mm
左リア:5.8mm
右リア:5.8mm

の残り溝を確認できました。

ローテーションなしでこの結果だったことも印象的です。

もちろん、タイヤ寿命は使い方によって変わります。

それでも、

「自分のCX-5では、2.6万km以上使っても5.5mm以上残っていた」

という実測結果は、PT5を振り返るうえで最も確かな評価材料です。

交換直後だけではなく、長く使って特性の変化や摩耗まで確認した結果、自分の使い方には合ったタイヤだったと思います。

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