【NDロードスター契約】CX-5を降り、あえて不便なNR-Aで往復60km通勤を始める理由

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「いつかは、またあの場所へ」

心のどこかでずっと、そう思っていたのかもしれません。

2015年、デビューしたてのNDロードスターを手にしてから、私のカーライフには常にあの軽やかな風の記憶が残っていました。

その後、アクセラを経てCX-5という万能な相棒に支えられ、充実した時間を過ごしてきましたが、往復60kmの通勤路でふと気づいたのです。

自分は今、運転を『心から』楽しめているだろうか、と。

そこで私が再び選んだのは、最新のNDロードスター。

それも、レーダークルーズコントロールもオートエアコンも持たない、走りの純度を極めたモータースポーツベース車『NR-A』でした。

なぜ、元自動車メーカーでブレーキやNVH開発に携わってきた私が、敢えてこの『不便』なグレードを選んだのか。

そこには、ホワイトボディから一台のクルマが組み上がる過程を現場で見てきたエンジニアとしての『確信』がありました。

今回は、カタログスペックには現れない、私がNR-Aを選んだ『真の理由』を、プロの視点でお話しさせてください。

私が手にした最初のNDロードスター(ソウルレッド)と納車当日のアクセラ15Sツーリング。色はチタニウムフラッシュ。
それから数年後、私はマツダの懐の深さを象徴するCX-5へと乗り換えました。
SUVとしての完成度、どこへでも行ける安心感。CX-5は本当に素晴らしい相棒で、私を十分に満足させてくれた。
毎日の通勤路。往復60kmという決して短くない道のりを走る中で、ふと「自分は今、運転を心から楽しめているだろうか?」
という問いが頭をよぎるようになった。

もちろん、2シーターのスポーツカーをメインに据えることへの迷いはありました。

結婚し、家族もいます。

ですが、幸いなことに我が家には、実用性をしっかりと担ってくれるルノー・キャプチャーという心強い存在があります。

「生活」をキャプチャーに託せるからこそ、私は自分の「情熱」に対して、どこまでも素直になる決断ができた。
人生2台目のNDは、2026年2月15日(日)契約。
目次

キャプチャーがあるから、尖れる

2シーターを選ぶ際の最大の壁「実用性」をどう解決した?


CX-5は、一台で何でもこなせる『全能の秀才』でした。

しかし、我が家にはルノー・キャプチャーという、デザインと実用性を兼ね備えた頼れる存在がいます。

『生活の足』をキャプチャーに任せられると分かったとき、私の中のストッパーが外れました。

一台ですべてを賄う必要がないのなら、もう一台はとことん『好き』に振り切ってもいい。

その贅沢な役割分担が、ロードスターへの復帰を後押ししてくれました。

2025年Lenault CAPTUR

通勤の変革】往復60kmを「作業」から「悦び」へ

毎日2時間の通勤時間をどう捉え直したか。

メインの用途は、毎日の通勤です。往復60km。

これまでは快適なCX-5で、いかに疲れず意のままに移動するかを考えていました。

それも6速マニュアルのディーゼルでAWD。下手なスポーツカーよりも思いのまま、つまり人馬一体で走れ、すこぶる快適な相棒でした。

オンロードでの良好な振る舞いに加え、オフロードもいけるCX-5の4WD性能。

でも、ふと思ったのです。

この移動時間をさらに楽しくできないかと。

より人生を豊かにする『至高の時間』に変えられないだろうか、と。

走り好きな元開発者目線】NR-Aという「原石」を選んだ3つの理由

ブレーキ開発者が惚れた「大径ブレーキ」の余裕

NR-Aには、1.5Lモデルで唯一、大径ブレーキが標準装備されています。

ブレーキ開発に携わっていた身として、これは単に『止まる』ためだけの装備ではありません。

熱容量の余裕がもたらす『リリース時のリニアな感触』こそが、0.1mm単位の姿勢制御を可能にし、Gのつながりを生み、真の人馬一体を生むのです。

新車から組み込まれた「走りの骨格(冷却・駆動系)」

大型ラジエーターやGKN製LSD。これらは後から社外品で補うこともできますが、新車ラインで組み込まれた『素性の良さ』と『メーカー保証の信頼性』には代えられません。

過酷な環境を知る広報車管理の経験から、私はこの「耐久性という名の安心」を最優先しました。

「キャンバス」としての魅力。余計なものがないからこそ、描き込める。

オートエアコンやシートヒーター、最新のレーダークルーズもありません。

渋滞も、夏の暑さも、冬の寒さも、ダイレクトにやってくるでしょう。

しかし、それは裏を返せば、ドライバーが五感を駆使し、より積極的に運転に関れるということ。

NR-Aならではの大型ブレーキや、2Lと共通のドライブシャフト、そして特別感を感じるビルシュタイン製ダンパーなどが私に日常の彩りをもたらしてくれると確信しています。

NR-Aは、私にとって『最高のキャンバス』。NR-Aを通じて理想のラインをトレースしていくワクワク感は、ロードスター随一だと思っています。(親バカ)

ディーラーのイベントにて

【外装色】深い青と、硬派な足回りの組み合わせ

ディープクリスタルブルーマイカとNR-Aの組み合わせについて

2015年の私は、若々しく鮮烈なソウルレッドを選びました。

しかし、今の私が惹かれたのは、夜の帳のような『ディープクリスタルブルーマイカ』です。

一見、落ち着いた大人のオープンカー。

けれどその中身は、大容量ブレーキやタフな冷却系を備えた、サーキット走行まで見据えたNR-A。

この「静かな外見と、熱い中身」のギャップこそが、2度目のロードスターライフを象徴する、私なりの成熟の形です。

2021年湘南マツダ藤沢店にて。ディープクリスタルブルーマイカの展示車両。
仕事の関係で3ヶ月ほど藤沢に住んでいた時にお邪魔して見させていただいた。
この時の印象がとても良く、買うならこの色!と決めていた。
何度見ても自分には「この色だ」と感じる
ディープクリスタルブルーマイカはとても深みがあり、明るさによって鮮やかな藍色にも、ほぼ黒にもなる。

【今後の期待】納車を待つ、今の心境

NDをおかわり購入。一度経験しているはずなのに、2015年のあの時よりも、もっと深いワクワクを感じています。

便利な装備を削ぎ落とし、走ることの本質だけを手に入れたとき、私の通勤路はどんな景色に変わるのか。

納車されたら、まずは窓を全開にして、あの懐かしいエンジンの鼓動を聴きに行こうと思います。

今回はここまで。


最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。

これからも本ブログ「青天井なCAR LIFE」をよろしくお願い致します。

あなたのCAR LIFEが青天井に楽しくなりますように。

ではまた!

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