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【カングー3(KF型)コスト比較!】ガソリンvsディーゼル(2025年11月版)

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カングー好きの皆さんこんにちは。つりふぁすです。

昔から気になっているけど高くて手が出せない輸入車っていくつかありますよね?

私の場合、その1つがカングーです。

ですが、8月にキャプチャーを購入したことでルノー車が身近になった今、ガチでカングーを買うならどっち?に対してコスト面での比較をしてみたいと思います。

今回は5年間で最低でも60,000キロ(毎月1,000km)以上走る前提でコストを算出しました。(なのでとある部品交換時期より前に乗り換える場合、その分お安くなります)

また、オイル交換などの費用が含まれるルノーサービスプランも加入してみます。

ちなみに取得費用や車検代、各種保険料、税金、駐車場代、ローンの場合の利息等は含めません。予めご了承くださいませ。

頂いた資料をもとに作成
目次

結論:実は60,000km以上乗るならガソリンの方が安い

燃料代はディーゼルの方が圧倒的に安いが、とある交換部品代のせいでガソリンの方が安くなる結果となりました。

(60,000km以下で乗り換える場合、ディーゼルの方が安い)

検討の中身を早速見ていきましょう。

まずは車両本体価格

担当営業さんより頂いた、2025年7月24日時点の資料を元に作成しました。

ディーゼルの方が高いのがわかります。(当然ですな)

ガソリン(車両型式:3BA-KFKH5H)ディーゼル(車両型式:3DA-KFKK9K)差額
車両本体価格(メタリックカラー)(¥)4,245,0004,445,000200,000(ディーゼルの方が高い)
作成:つりふぁす

次にメンテナンスパック(ルノー サービスプラン)費用の比較

続いてメンテナンスパックの費用を比べます。やはりエンジンオイル代の差でしょうか?ディーゼルの方がやや高い設定がされております。

ガソリンディーゼル差額
メンテナンスパック価格(プラン60)(¥)181,500187,0005,500(ディーゼルの方が高い)
作成:つりふぁす

延長保証料は?

これは意外というべきか、差額はありません。

ガソリンディーゼル差額
RENAULT EXTENDED WARRANTY96,00096,000ー(無し)
作成:つりふぁす

カングー(KF型)の燃費(みんカラでの確認結果)

信頼と実績のみんカラのデータを参考にしました。

これによると、ディーゼルの方が3.43km /L良い結果でした。(これは予想通りですな)

ガソリン(ハイオク)ディーゼル(軽油)
燃費比較(¥)12.69km/L16.12km/L3.43km /L(ディーゼルの方が良い)
みんカラで確認 作成:つりふぁす

燃料単価〜2025年11月17日時点の全国平均(AI調べ)〜

暫定税率撤廃が待ち遠しい燃料単価の比較です。

欧州車は基本オクタン価が95前後のため、日本ではハイオクを入れるしかありません。そのせいで軽油との差が31.4円も生まれます。

ガソリン(ハイオク)ディーゼル(軽油)
燃料単価比較(¥)175.9/L144.5/L31.4/L(ディーゼルの方が安い)
みんカラで確認 作成:つりふぁす

距離別の燃料使用量

12,000kmと60,000kmに黄マーカーしました。それ以外の距離は参考で載せてます。

60,000km走るとガソリン(ハイオク)は4728.1L、ディーゼル(軽油)は3722.1L消費します。(ここは圧倒的にディーゼル有利!)

使用量(L)ガソリン(ハイオク)ディーゼル(軽油)差(全てディーゼルの方が少ない)
7,000km551.6434.2117.4
10,000km788.0620.3167.7
12,000km945.6744.4201.2
15,000km1182.0930.5251.5
20,000km1576.01240.7335.3
50,000km3940.03101.7838.3
60,000km4728.13722.11,006
75,000km5910.04652.61257.4
100,000km7880.06203.51676.5
120,000km9456.37444.22012.1
小数第2位を四捨五入 作成:つりふぁす

燃料費のシミュレーション

60,000km走行時点、ガソリンは831,678円、ディーゼルは537,841円でその差はなんと293,837円でした。車両価格差を完全にペイできます。(ディーゼル最高ぅぅぅ〜!)

燃料費比較(¥)ガソリン(ハイオク)ディーゼル(軽油)差額(全てディーゼルの方が安い)
7,000kmの燃料費97,02662,74234,284
10,000kmの燃料費138,60989,63348,976
12,000kmの燃料費166,336107,56858,768
15,000kmの燃料費207.914134,45773,457
20,000kmの燃料費277,218179,28197,937
50,000kmの燃料費693,046448,196244,850
60,000kmの燃料費831,678537,841293,837
75,000kmの燃料費1,039,569672,301367,268
100,000kmの燃料費1,386,092896,406489,686
小数点第1位を四捨五入 作成:つりふぁす

燃料費以外にかかる主な補充・交換部品

おおよその交換時期目安と60,000km時点、さらに乗り続ける場合のコストを挙げました。

ガソリンは50,000km時点で交換する点火プラグのみの6,000円ですが、担当営業さん曰く、ディーゼルは60,000kmでタイミングベルト(ウォーターポンプも)交換が必要とのこと。その金額・・・およそ200,000円。(なかなかエグい!このせいで逆転してしまう)

また、金額的には小さいですがこの間、アドブルー費用も乗っかります。

なお、50,000kmごとに交換する前提としたプラグやバッテリー・タイヤは、1度交換して以降、(年割などによる)費用加算はしていません。

ちなみに60,000km以下でドライブシャフトのブーツ交換やブレーキ関連の部品交換も考えられますが、使用環境によって交換時期がだいぶ違うため含めません。

メンテナンスパック価格(プラン60)ガソリン(エンジン型式:H5H)ディーゼル(エンジン型式:K9K)差額 60,000km時点(¥)
アドブルー使用量ー(不要)1000kmで1L(約250円/Lで計算)=12,000km:3,000円18,000(ディーゼルのみ必要)*保有中使用し続ける
タイミングベルト交換(ウォーターポンプ等も同時交換らしい)ー(不要)60,000km毎に交換(約200,000円)200,000(ディーゼルのみ必要)*保有中交換1回
点火プラグ50,000km毎に交換(ざっくり6,000円)ー(不要)6,000(ガソリンのみ必要)*保有中交換1回
バッテリー(ガソリン・ディーゼル共通) 〈L3 EFB 70Ah 720A〉50,000km毎に交換(ざっくり30,000円)50,000km毎に交換(ざっくり30,000円)ー(差額無し)*保有中交換1回
タイヤ(205/55R17:ガソリン・ディーゼル共通)〈コンチEcoContact 6〉50,000km毎に交換(ざっくり140,000円)50,000km毎に交換(ざっくり140,000円)ー(差額無し)*保有中交換1回
※もしかしたらディーゼルの方が重い分、摩耗が少し早いかも。
作成:つりふぁす

5年60,000km経過した場合のコスト(上記合計)

60,000km時点でかかるコストを算出しました。これは60,000kmを超えて乗り続ける場合です。

ディーゼルは60,000km時点で交換が必要な部品(タイミングベルト(ウォーターポンプ含む))があるため、ガソリンより出費が大きくなる(逆転する)結果となりました。

上記項目・費用を合計(車両価格込み)ガソリンディーゼル差額
5年60,000kmの場合(¥)5,530,1785,653,841123,663(ディーゼルの方が高い)
60,000km以上乗らない(ウォーターポンプ交換しない)場合ー(不変)5,453,84176,337(ディーゼルの方が安い)
前述の通り、50,000kmごとに交換する前提としたプラグやバッテリー・タイヤは、1度交換して以降、費用に含めていない。
すんごいお金かかるんだな。恐ろしい・・・
作成:つりふぁす

これ以外に、冒頭でお伝えしたように取得費用や車検代、各種保険料、税金、駐車場代、ローンの場合の利息等、ドライブシャフトのブーツ交換やブレーキ関連部品交換は含めていません。

私の勝手な推測ですが、ブレーキに関してはディーゼルの方がやや(90kg)車重が重い分、負担が大きいため早めに交換時期が訪れるのでは?と思っています。(タイヤに対しても同じ考えです)

最後に

コストで選ぶにしても60,000km以下で乗り換える場合はディーゼルの方がハイオクとの価格差で俄然有利ですし、人それぞれフィーリングの好みもあります。

なので最終的にはかかる費用を念頭におきながら、乗ってみて好きな方を選ぶのが良いと思います。(ディーゼル:5年60,000kmで約+12万円=年間2万4千円のコスト増)

私の場合、7月にマイチェンしたガソリンと、旧型となったディーゼルをその日のうちに乗り比べた結果、ガソリンの方が軽快かつ、意外と下からのトルクもあり、それでいて高回転まで元気の良さを感じるガソリン(その上静か)の方が好みでした。(それに突き上げ感も少なく乗り心地も良かった、と後席に乗っていた妻が申しておりました)

ですがディーゼルはその音も含め、やたら力強さを感じたのも事実。そして燃料の使用量も少ないため、より環境に良い選択と言えます。(タイミングベルト・ウォーターポンプの製造で出るCO2は未知数)

なのでみんな好きになった方を買いましょう!


最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。

これからも本ブログ「青天井なCAR LIFE」をよろしくお願いいたします。

あなたの人生が青天井に楽しくなりますように。

ではまたー!

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