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【自腹でレンタル試乗レビュー】F66 ミニ クーパー C in沖縄

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こんにちは、つりふぁすです。

先日、ぶらり沖縄1人旅の際にF66MINIクーパーCをレンタルし、4日間の旅の相棒としてあちこち出かけてきました。

そこで、本記事では試乗して感じたありのままの感想を記していきます。

新型のミニ(F66)が少しでも気になっている方はぜひ最後までお読みください!

MNIクーパー内装
MNIクーパー
レンタルしたのはF66 MINI クーパー C 色はオーシャンウェーブグリーンで屋根、サイドミラーはホワイトのバイカラー。
沖縄の海辺ととても良く合う色だった。
MINI 公式WEBサイト
目次

【先ずは良いところ】走安性、車体サイズなど

なんといっても「MINI」ですのでやはり、走行性能や取り回しは光るものがありました。

良路のコーナーリングは特級品

特筆すべき点でしょう。

両路のコーナーではまさに水を得た魚の如く生き生きとし出します。

もはやクルマの方から「もっと走りたい!」と話しかけてくるよう。

ロールも少なく、ガチッとしたフィーリングの車体剛性を感じながらも軽快に向きを変えていく様は他のクルマではなかなか味わうことのないフィーリングです。

まさにMINIの世界感が詰まった瞬間。

(私の好きなアニメ「呪術廻戦」的にいうとMINIの領域展開!必中効果はドライバーズハイ!ん?なんかジョジョ的な技名になったなw まー気にしないww)

MNIクーパー

街中のベストサイズ〜観光地巡りにも最高にちょうど良いサイズ〜

MNIクーパー
愛車のCX-5と比べると小さい。ちょこんと停められる

いわずもがな、MINIです。

今ではいうほどMINIではないんですが、どんどん車が大きくなる中で車体サイズと室内空間のバランス的にかなりいい線いってると感じます。

もちろん、3人、4人乗車が多い人にはお勧めしませんが、ほとんど1人、もしくは週末に2名乗車するって人にはかなり使いやすいサイズだと思います。

ちなみにMINIクーパーCの横幅は1745mm。

私のCX-5(横幅1840mm)もそれなりに使いやすいんですが、CX-5比、片側約50mmづつ小さいため、慣れない街の市街地やスーパーでも気負わずに乗ることができました。

MNIクーパー

そして、駐車場に停めた際にもドアが開けやすい!

正確にいうと2ドアのため、4枚ドアの車に比べて運転席(助手席)のドアが少し長いのですが、それでも開けやすい!最高!

CX-5以外の比較車種としては妻のクルマ(レンジローバーイヴォーク_横幅1905mm)。

これで浜松の街中に(以前住んでた神奈川に比べると広いのに)止めようとすると、両脇にクルマが止まっている状況ではドアを少ししか開けられず、乗り降りできないことも度々経験し、とても不便に感じていました。(開けられない時は後席から乗り込むこともww)

でもMINIクーパーではそんな心配を全くしなくても良く、なおかつある程度車内も広く感じるため、先ほど触れたコーナーリング性能と共にとても良いと感じたポイントでした。(そういう意味でもいろんなところに出かけたくなる)

MNIクーパー
沖縄 平和記念公園にて。開園前はかなり空いていたが、帰る頃には両隣にクルマが。でもクーパーなら問題なし。
マツダCX-5
マイCX-5。普段使いで支障のない最大サイズ(横幅)だと思う。浜松じゃ。
妻のイヴォーク。コンパクトSUVとは?その概念が世界と日本じゃ違うってことを認識させられる1台。
浜松でも隣が寄せて停めていたら乗り込めない横幅1905mm。
営業担当がなかなかエグいことを言っていたが「周りの迷惑を考えていたらいつまで経っても乗れない」とのこと。良いのかそれで。

ドラポジ/ペダル配置は上の下

上から目線ですいません。個人的にドラポジ/ペダル配置に関してはマツダの6世代以降が現役チャンピョン(上の上)と勝手に思っているんですが、それと比べると足元の広さ(特にアクセル側)は少し狭いものの、十分許容範囲でしょう。(ポルシェの右ハンなどはもっと狭い=中の中)

狭いなりにほぼ左右対称に足を伸ばせます。

オルガンペダルの半力もキャラに合っており、軽すぎず重すぎずちょうど良い塩梅ではないでしょうか。

F66 MINIクーパーのペダル配置
F66 MINIクーパーのペダル配置。市販車の中では良い部類。不満はそれほど感じなかった。
CX-5のペダル配置
CX-5(6MT)の足元。6世代以降、マツダ車のドラポジ/ペダル配置は、2025年の今も頭ひとつ抜けたままでいる。
個人的に思うオルガンペダルの最も良いところは足裏との接触面積が広く、アクセルの操作感をよりダイレクトに感じられるところ。
レンジローバーイヴォークのペダル配置
こちらは2024レンジローバーイヴォークのペダル配置。
個人的に思う吊り下げの欠点は足裏との接触面積が小さい(点接触)ため、一定の注意力をアクセルワークに注ぐ必要があること。

【気にすべきところ】乗り心地、停止間際のブレーキ、ゆっくり発進したい時のスムーズさ、視界

さて、ここからはネガティブな一面もご紹介。(あくまで私が感じたこと)

人によっては全く気にしなかったり、走るシチュエーションや環境によっても変わるため、参考程度に。

収束は早いが突き上げは強い

愛らしい見た目とは裏腹に、MINIは一番ベーシックなグレードでも走りガチ勢。

際立つ走安性と引き換えに、路面の凸凹次第では強大な突き上げ感をもたらしてくる。

一方、車体剛性感はかなり強く、微振動はほぼなく、突き上げ後の揺れ戻しもほとんど無し。

これは人によって許容度がかなり違うため、ぜひ試乗して(できればレンタカーであちこち乗って)判断して欲しいところ。

個人的にはMINI=趣味グルマなので、長距離移動や長時間運転には使わない前提ならば問題なし。

行動範囲の路面がどうかも気にしてみて欲しいところ。とくにマンホールの出っ張りや路面の継ぎ目の多さなど。

普段の走る道がどんな感じか気にして欲しい。良路であればそれはMINIにとって最良の道。

カックンにご用心

発進ー停止はMINIにとって、最も不得意な部分。

確かに、トルコンATかのようにスムーズに発進することもあるが、狙って再現するのはできなくもないがシチュエーションによるところが大きい。

スムーズな停止は一番苦手。

すぅーっと、同乗者に一切気づかれぬように止まりたくてもこればっかりは諦めた方が懸命。

むしろそういうもんだと思って、コーナーリングに集中力をかけた方が1000倍楽しめる。はず。

すぅーと止まるのは目を瞑って、コーナリングを楽しもう!そういうクルマだよね!・・・
っていうメーカーからの意図を感じる作り込み。
完璧を目指すBMWとは違い、カジュアルでとんがったクルマづくりができるのもMINIブランドのいいところだと思う。

狭く感じる視界

フロントガラスの天地方向が狭い上、大きめのルームミラーと大型円形ディスプレイも相まって、閉塞感を感じる可能性があります。(このレンタカーではドラレコも邪魔だった)

また、信号機を見上げる際、屋根が邪魔で隠れてしまいます。(車列の先頭時)

車列の先頭で停止線より不自然なくらい手前に止まっているクルマを見たら「運転が下手」なのでは無く、「信号機を見上げるため」と思っておきましょう。

MINIクーパーの視界
ルームミラーとディスプレの感覚は7〜8センチほどだった。正直、かなり狭いと思った。
それに屋根も前方まで張り出している(フロントガラスが遠いし、立っている)ため、
赤信号で止まった際信号機を見上げても確認できないことが多々あった。
CX-5の視界
CX-5のフロントガラス越しの視界(完全停車時撮影)
レンジローバーイヴォークの視界
レンジローバーイヴォークのフロントガラス越しの視界。(助従席から)
JEEPレネゲードの視界
妻の前車JEEPレネゲードのフロントガラス越しの視界(助手席から)

買うか?

心理的にはキャラの際立つクルマなので買いたい。ただし、CX-5も持ち続ける前提でなら。

これ1台だとそれはそれで楽しそうだが、CX-5が恋しくなる。

(実際、セントレアから自宅までの帰路、久しぶりに運転したCX-5の良さに素直に感心してしまった)

おすすめしたい人

  • この見た目に惚れ込んだ人
  • とにかくコーナーリング命!な人
  • 乗り心地は気にしない人
  • 視界の狭さも気にならない人

選ばない方が良い人

  • ソフトな乗り心地を求める人
  • カックンブレーキが絶対嫌な人
  • 街中や駐車場で大きいクルマでもストレスを感じない人
  • フロントガラス越しの視界が広い方が良い人

最後はあなたの判断で〜まずは試乗してみて〜

MINIはとにかくそのルックスから、老若男女問わず好感が持たれていそうな稀有なクルマです。(私のイメージ)

ただ、その見た目やMINIとしての立ち位置を実現するため、妥協しなければならないところはスパッと割り切った車作りをしています。

そのため、合う人/合わない人が明確に分かれるでしょう。

勢いで買わず、しっかりと情報収集し、できればレンタカーなどでじっくり乗って選んで欲しいと思います。

以上、最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。

これからも本ブログ「青天井なCAR LIFE」をよろしくお願いいたします。

あなたの人生が青天井に楽しくなりますように。

ではまた!

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