- 加速しない
- エンジンが吹けない
- ATの変速がギクシャクする
などの症状が出る場合、吸気圧センサーの煤詰まりの可能性もあります。
そこで定期的にセンサー部を綺麗にしておけばより安心して乗ることができますよね。
「でも整備なんてできない。。。」と思っているそこのあなた!
実は吸気圧センサーの脱着/清掃はタイヤ交換よりも簡単です。
清掃方法について、まず、必要な道具としては簡単な取り外し工具やパーツクリーナー、清掃用ブラシがあれば十分です。
そしてエンジンを冷ました状態で、吸気圧センサーのカプラーを外し、中の汚れを適切に除去します。
この作業を定期的に行うことで、エンジンのパフォーマンスが維持され、不意なトラブル発生リスクを抑えることができます。
ただし手は煤で汚れるかもしれませんので手袋してお試しあれ。
自動車メーカーにて開発(実験)に在籍し、複数車種を担当。タイヤ開発にも従事。
専門学校卒後すぐに開発現場へ飛び込んだため、大学で学ぶような高度な専門的な知識は一つも持ち合わせていなかった。
今の自分があるのは先輩方の指導や過去の大先輩方が残してくれた知識知見、そして私を信じて最前線に立たせてくれた上司と心を支えてくれた同僚/同期のおかげ。
使用工具
2.2Lディーゼル(SH型)の吸気圧センサーの脱着、清掃に使った工具はこちら。
【脱着工具】
- メガネレンチ8mmまたはソケット8mm(普通のソケットを推奨。ディープタイプではやりにくい)
- エクステンション(15cmほどあればやりやすい)
- ラチェット(締め付け時の過トルク防止のため柄の短いものを推奨)
【清掃用具】
- パーツクリーナー(速乾性がおすすめ)
- ピックツール(煤が硬いため砕く用)
- 歯ブラシ
作業
KF型の吸気圧センサーの場所
KF型の吸気圧センサーの場所はこちら。
- エンジン正面、オルタネーター直上
コネクタは爪を押すとカポっと外れました。(写真は外した後です)
走行距離47907kmで初清掃です。煤は結構ついてますね。
(煤は)硬化していたため、ピックツールで慎重に砕きながら、歯ブラシとパーツクリーナーを駆使して掃除しました。
清掃後の状態。すっきり綺麗になりました。
取り付けの際、センサー自体やボルトを落としたらかなり面倒です。なので慎重に作業しました。
作業後はエンジンルーム内に置き忘れた工具などがないかよく確認しましょう。
最後にエンジン始動確認をします。
問題なく始動してくれました。アイドリングも安定しており、これにて作業完了です。
以上、最後までお読みいただき誠にありがとうございました。
あなたのCAR LIFEが青天井に楽しくなりますように。
ではまた!
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