「CX-5のタイヤ交換、17インチの見積もりが高すぎてため息が出る……」
「静かなタイヤがいいけど、すぐに減って買い直すのは絶対嫌だ!」
CX-5オーナーなら誰もが直面するこの悩み。私も同じでした。
こんにちは、つりふぁすです。
私は49,400kmの時にダンロップの「GRANDTREK PT5」に履き替えましたが、現在76,100km。26,700kmを走破した今、タイヤ溝を実測して驚愕しました。
なんと、フロントでも5.5mm以上の溝が残っていたのです。
実はこのタイヤに交換する際、正直、ディーラーの見積もりすら取りませんでした。
なぜなら、「Amazonで賢く買って、ポイントを大量獲得し、自分で取付予約をする」のが、今のCX-5オーナーにとって最も賢い、数万円単位で得をする「正解」だと確信していたからです。
この記事では、
- PT5の実走インプレ
- ネット購入〜取り付けまでの体験
- 【実測データ】2.6万キロ走ってわかったPT5の本当の寿命(シミュレーション公開)
- 「トレッドウェア500」がもたらす圧倒的なコストパフォーマンスの正体
- Amazonプライムデー等のセールを活用し、実質価格をどこまで下げられたか?
など、自腹で購入し、2万キロ以上使い倒したからこそ言える「本音のインプレッション」をお届けします。
「次のタイヤ、何にしよう……」と迷っているなら、この記事を読んでから決めても遅くありません。
むしろ、読まないと費用数万円とそのタイヤを履いている期間、損をしてしまうかもしれませんよ。

【本記事のインプレ抜粋】
もう少し詳しく
【交換直後の実感】・・・総じて好印象。
- 直進性が良くなった(安心感)
- コーナー入り口ではやや舵角が増えるが、その後、舵角に対して曲がろうとする力が急増する(クセの部分)
- その割に一度ステアリングが決まればかなり安定して曲がる
- 大きな凸凹での突き上げが軽減した(サイドウォールのたわみで吸収している感覚)
- 細かな凹凸での縦揺れは増えた(トレッド面が硬い感じ)
- 路面状況がわかりやすくなった(荒れた路面のザラザラを感じやすくなった)
- 燃費は悪くない
【26,700km走ってみて】・・・コスパ最強!
- 直進性は変わらず良い
- 曲がりのクセのようなものは消えた。おそらくトレッドの摩耗によりブロック剛性が向上し、操作に対する反応が遅れず、CX-5が本来持つ素直な操縦性になった。
- 静粛性は変わらず良い。純正のヨコハマより良いかも。
- 乗り心地が良い。凹凸を超えても角がない感覚。それに目線がぶれにくくフラット感がある。
- 燃費は純正に比べて劣る印象はない。(浜松ー広島往復で燃費22km /Lを記録)
- 摩耗の少なさが普通じゃない。26,700km走って2.2〜2.5mmしか減ってない。=0.1mm /1000km以下。





専門学校卒後、マツダが好き!という思いだけで縁もゆかりもない広島へ。
開発(実験部署)に所属し、複数車種の音振動領域を担当。
好きなメーカーの開発に携われ、なおかつ様々な領域のプロ達と仕事ができ(同僚達の優秀さ故に大変だったが)毎日が充実。
今の自分があるのは懇切丁寧に教えてくれた先輩方や、正しく導いてくれた上司、そして協力し合った同僚、なんでも話せた同期達のおかげ。
「GEOLANDAR G98」/「GRANTREK PT5」の概要
まず交換前のYOKOHAMA GEOLANDAR G98(225/65R17 102V)について。
これはKF型CX-5 17インチ車の新車装着タイヤ。
CX-5専用に開発され、操縦性やブレーキ性能、乗り心地、ノイズ性能、耐久性など全ての項目で商品目標を達成するまで徹底した作り込みを行なっています。
トータル性能はCX-5 17インチ車にベストの選択と言っても大袈裟ではないでしょう。
(ただしディーラーでしか買えない上、値段が高すぎる)

偏摩耗は見られないが、相応にブロック剛性が上がってきており、静粛性が衰えてきた。
一方、DUNLOP GRANDTREK PT5はダンロップが一般市場向けに提供する高品質なリプレイスタイヤです。
特段CX-5に合わせて作っているわけではありませんが、標準タイヤのGEOLANDAR G98とは異なる魅力がありました。
そもそもダンロップ(住友ゴム工業)はマツダはもちろん、世界の名だたる自動車メーカー向けに新車装着タイヤを開発〜納入しているメーカーです。ご存知の方も多い「ルマン」や「ビューロ」「SPORT MAXX」など、素晴らしいタイヤを数多く世に出しています。
私が個人的に最も印象的だったダンロップタイヤは、BM型アクセラディーゼルに新車装着タイヤとして採用された「SP SPORT MAXX TT」です。
このタイヤはアクセラディーゼルの持つ素性を素晴らしく引き出し、操縦安定性、乗り心地が素晴らしかったです。
開発陣も皆褒めていました。
ダンロップのタイヤは大変高い技術力があることを身をもって経験しているため、リプレイスタイヤであるPT5にもダンロップの名に恥じない品質を持たせているハズ。と期待しました。
それにどの量販店でも買え、実売価格も手頃なのも魅力。

なお、G98とPT5のサイズやロードインデックス、速度記号は全く同じです。
タイヤ1本が支えることのできる重量(Kg)を指標化した数値。
「102」の場合、最大850Kgまで支えることができる。
ロードインデックスに示された重量を運ぶことができる最高速度。
「V」の場合、240Km/hまで対応している。
【インプレ】GEOLANDAR G98からGRANDTREK PT5に変えて


サマータイヤ?オフロードタイヤ?SUV専用M+Sがもたらす付加価値
交換前のタイヤは新車装着の横浜GEOLANDAR G98。
ジオランダーながらM+Sのつかない純粋なオンロード(サマー)タイヤです。
PT5も一見するとサマータイヤのようなパターンを有しており、サマータイヤと比べ走破性はあまり変わらないかもしれません。
ですがPT5はオンロードを主眼にしながらもれっきとしたGRANDTREKの一員。
その証に「M+S」規格に適合しています。
この「M+S規格」自体は普通乗用車用のオールシーズンタイヤ(やスタッドレス)にも該当しますが、それらとの違いは、
- 重量の重いSUV用タイヤであること(重さを支える構造が必要)
- SUVでオフロード走行をする前提で作られたタイヤであること(重い車で凸凹路に耐える構造が必要)
このような条件をクリアしたタイヤのため、構造的も堅牢で林道や河原など、釣りやキャンプなどで遭遇する未舗装路にも臆することなく入り込めるでしょう。
つまり「心の余裕」につながり、「目的地や旅先での余計なストレスが緩和される」ことがこのタイヤ最大のメリットだと感じました。

【交換直後】市街地走行編〜タウンスピードでも感じる直進性とクセについて〜
発進と停止を繰り返し、スピードもせいぜい出せて50Km /h…という環境は、実は車の動きを確認するには都合がいいです。
理由は車速が低い分乗るヒトに余裕が生まれ、車のインフォメーションをつぶさに感じ取れるから。
そんな市街地でPT5の第一印象は直進性の良さでした。ステアリングセンターでの「ふらふらせず真っ直ぐ進む感覚」は新車装着のG98より強め。
直進性が強い分、ハンドルを少し切った時の曲がりやすさはG98に軍配が上がり、PT5はそれよりも(本当にわずかですが)舵角を増やさないとと同じラインをトレースできない印象でした。
そこから更に切り増すと、舵角以上に曲がっていきます。これがクセの部分。
G98では舵角に対してとことん自然な曲がり方だったため、個人的にここは好みではありません。
ただフォローすると、ハンドルをこじって曲がるような(=タイヤをいじめるような)感覚ではなく、リアタイヤもしっかり使いながら車全体でコーナーを抜けていく感覚のため、このフィーリングに爽快感を感覚える人もいると思います。
【26,700km走った今では】
曲がりのクセのようなものは消えた。おそらくトレッドの摩耗によりブロック剛性が向上し、操作に対する反応が遅れず、CX-5が本来持つ素直な操縦性に変貌しました!
そうじゃないかな・・・と思ってはいたが、素直に嬉しい!!
乗り心地は路面の継ぎ目などでは、しなやかさを感じるサイドウォールがスムーズにたわみ、大きな衝撃を緩和してくれます。
これは明らかにG98より上手。
そして不思議なのが路面のインフォメーションはビシビシと伝えてくるところ。
いわゆる「接地感」と言われるものですが、ここは好き嫌いが分かれるかもしれません。
良くも悪くもアスファルトの状態=滑らかな路面/ザラザラ路面の違いを明確に伝えてきます。
G98は突き上げ感はやや感じたものの、ザラザラ路面ではもう少しマイルドでした。
これはおそらくPT5のトレッド面が相当しっかり(硬い)しているためではないでしょうか。
また乗り心地に関してもう一つ。
個体差かもしれませんが、CX-5とのマッチングに関して、サイドウォールのしやなかさ=タイヤの縦バネと、サスペンション特性の相性が新車装着のGEOLANDAR G98ほどは完璧ではないため、若干ひょこひょこと揺れ動く印象もありました。
これもトレッド面の硬さに由来している・・・と考えると納得がいきます。
このあたり、純正は作り込んだだけあって「流石に良く出来ていた」とG98を褒めるべきでしょう。
ただしPT5もベストな空気圧が見つかれば改善するかもしれません。
【26,700km走った今では】
タイヤのブロックが摩耗し、溝が浅くなるとブロック一つ一つのヨレが小さくなり、車は操舵に対してより早く曲がる力が発生します。
一方、乗り心地についてはゴムが減る分悪くなる・・・と思われますが、実はタイヤの内部構造は徐々にしなやかになっていきます(劣化、、、というより使い始めたからよく動くようになる、というイメージです。)
今回のPT5はゴムの減りで乗り心地が悪くな以上に、内部構造がしなやかになって乗り心地が向上したと推測します。
毎日通勤で往復60km乗りますが、CX-5純正サスペンション(およびブッシュ)とのマッチングもよく、大きな段差でもガツンときません。PT5交換直後は今より確実にもっと大きな衝撃が入ってきました。
そうじゃないかな・・・と予想していたものの、実際にそうなってくれて本当に嬉しい!!
結論、ガチで買いのタイヤです。

直進性は気になるところが全くありません。
前作PT3に対し、接地面積を拡大しつつ接地形状を円形にし、直進性の良さ(と乗り心地やWETブレーキ向上やパターンノイズ低減)を作り込んでいるといい、DUNLOPが狙った特性のはず。
ダンロップの狙いが実際に感じられるシーンです。
【26,700km走った今では】
この部分は購入直後の方がより強く感じましたが、今でも不満はありません。
https://www.srigroup.co.jp/newsrelease/2023/sri/2023_002.html ダンロップ GRANDTREK PT5の接地形状。前作「PT3」より接地面積自体を拡大しつつ、丸形にしてきた。直進性の良さは走り出せば感じると思う。
高速道路編〜市街地での印象そのままに〜
交換から4日後、新東名120Km/h区間を走って高速域を試してきました。
結論から言うと、市街地で感じた、
- 直進性の良さ
- 路面の継ぎ目での衝撃の小ささ
は高速でも変わらず、安心してステアリングを握れました。
静粛性も良く、オーディオの音量を上げなくても十分聞き取れ、GEOLANDAR G98同等以上の静粛性でしょう。

ワインディング編〜真価が垣間見れる〜
市街地で感じた印象はより速度とGの高まるワインディングでも変わらりません。
ただ、ここでこのタイヤ独特、というか交換前のGEOLANDAR G98と違った面が感じられました。
それは市街地編でも触れたサイドウォールのしなやかさ。
ステアリングをゆっくり切り込み、旋回G(横G)が高まるにつれG98よりも明確にサイドウォールのたわみを感じます。
誤解を恐れず、かつ平たくいうと「腰の無さ」かもしれませんが、不安か?と言えばそうでもありません。
トレッド面は横方向の力がかかっても相当にしっかり(硬め)していますが、サイドウォールのしなやかさとは絶妙なバランスで成り立っています。
また、路面のギャップ(凹凸)をサイドウォールでうまく吸収しており、外乱に強く粘り強いグリップを見せてくれます。これはG98同等以上と感じました。
加え、ステアリング操作がやけに滑らかにできる点も特筆すべき点です。切り始めからクリッピングポイント、そして戻し操作までの一連の動きをまるで竹のしなやかさを思わせるフィーリングで行えました。
【市街地編で触れたクセの部分に関して】
端的に言うと「CP(コーナーリングパワー)があるところ(スリップアングル)から急激に高り、その後安定する」印象。
スリップアングルのあるところまではCPが低く、その先、CPが急増しグイグイと曲がり出す特性のようです。
グイグイと曲がり出した後は非常に安定しています。
まるでオンザレール感覚のため全く修正舵を入れることなく一定に曲がっていきます。
これはもしかするとG98より良いかもしれません。
ステアリングを通して感じる振動の少なさだけでなく、シートで感じる旋回中の乗り心地も申し分ないです。
これらはきっと前述の「たわみ」が終始スムーズに働き、ステアフィールや乗り心地に有効に寄与しているためでしょう。
ただしこの「たわみ」はもしかしたら苦手な方もいるかもしれません。
が、少なくても私はこのフィーリングの味を覚えてしまって、次のコーナーが待ち遠しくて仕方なかったです。
【26,700km走った今では】
確実に今の方が、操作に対して素直に曲がります。純正のヨコハマ ジオランダーに負けずとも劣りません。
まったくストレスなく、意識させられることもなくコーナーを駆けていきます。
(褒めすぎ?いいえ、事実です)

気になる静粛生は?
比較対象のG98は残溝4.5mmまで摩耗したタイヤである事を考えると公平ではないですが、M+S規格故のうるささは感じず、むしろ「静かになった」と感じます。
エンジン音はこれまで以上に聞き取れるようになりました。
事実、これまでオーディオが聞き取れる最低音量限界が2でしたが、同じ2でもより明瞭に聴き取れるのはPT5の方。
流石に1まで下げると聞き取れないのはG98もPT5も変わりませんが、PT5は「もし、ボリュームを0.5落とせたら‘1.5’くらいでトントンのはず」と思うくらい静かでした。
【26,700km走った今では】
通常、タイヤによるロードノイズの影響として、ブロックが柔らかい方が、路面を叩くエネルギーが小さく、静かな傾向にあります。
一方、パターンノイズと呼ばれるタイヤの溝起因音は溝が減れば減るほど静かになります。
私が車両開発現役時代、タイヤメーカーさんに開発用のスリックタイヤを作ってもらい、タイヤからのパターンノイズを除外したテストを行っていました。
「溝がないだけでこんなに静かなのっ!?」っていうくらい静かになるんですが、このPT5は溝が減ってロードノイズが増す影響よりも、はるかにパターンノイズが減る要素の方が大きいタイヤだったのでしょう。
2025年12月下旬に、前職の釣り仲間に会うために浜松ー広島間を往復しましたが、過去一静かなんじゃないか?と思う程度には静かでした。
結論、「やっぱり買い」です。


【検証】長距離走行した際の燃費
浜松から愛媛県松山市の往復1411.1キロでメーター表示20.6km /LでG98と同等、もしくは若干劣る程度ですが、良い燃費と言って良いでしょう。少なくても悪くはありません。
G98を履いていた時はもう少し燃費が良い印象で、コンスタントにリッター21kmオーバーを出してくれていた気がしますが、走る場所や外気温の影響など違うため参考までに。

満タン方だと68.18L消費し、20.69km /Lでした。
PT5の方がタイヤの外径が若干大きくなった影響(G98:724mm、PT5:725mm)か若干ですが満タン方の方が良い結果になりました。


帰りの高速は事故通行止めもあり、京都南から鈴鹿まで下道走行。
【実際に確認】2000キロ走行後の摩耗量
交換時の走行距離は49400km。現在は51629km。交換してからは街中や高速道路、ワインディングなど約2200キロ走りました。
溝深さは7.5mm→7.1mmまで減り、摩耗量は0.4mm。単純計算で550kmで0.1mm減少。
仮にこのままのペースで減る場合、新品時7.5mmからスリップサインの1.6mmまでは5.9mmの減り代があるため、およそ32,450km走行できる計算で、耐摩耗性は普通と言えるでしょう。
ただ、純正の横浜「G98」は42,000kmほど走って残溝4.5mm(摩耗量3mm)程度残っており、計算すると1400kmで0.1mmの摩耗であることから、耐摩耗性はG98に軍配が上がりそうです。
なお溝の減り方については一定のペースで減るとは限らないため、今後も経過観察していきます。

26,700km走行後のリアルな摩耗状況:あと何キロ走れる?
PT5を装着してから約1年半、距離にして26,700kmを走破しました(交換時49,400km → 現在76,100km)。
「そろそろ減ってきたかな?」と思い、タイヤ溝ゲージで実測した結果がこちらです。
| 左側 | 右側 |
| フロント:5.5mm | フロント:5.6mm |
| リア:5.8mm | リア:5.8mm |
前後の溝に0.3mmの差が出てきているので、そろそろローテーションの時期ですね。
こうして数値で見ると、メンテナンスのタイミングが明確にわかります。
でも、これだけ走って差が0.3mm(途中ローテーションはしていない)っていうのは、CX-5もタイヤもどっちも優秀な気がする。


今回使ったのは、数百円で買えるこの測定ゲージです。
これ一つあるだけで、タイヤの寿命や交換時期を客観的に判断できるので、無駄な出費を抑えられますよ。
【検証】このペースなら7万キロ超えも狙える!?
新品時の溝を約8.0mmとすると、26,700km走って消費したのはわずか約2.2mm〜2.5mm。
計算すると、「1mm摩耗するのに約1万キロ以上」走れていることになります。
スリップサインが出る1.6mmまで使うと仮定すれば、単純計算でトータル7万キロ近い走行が可能という、SUV用タイヤとしては異次元の耐久性です。
CX-5のような重い車でこれだけ持つなら、コストパフォーマンスは間違いなく「最強クラス」と言っていいでしょう。
ちょっとしたオフロードを走った印象〜乗り心地確認のみ〜
「ちょっとした」というのは抽象的ですが、ここではサマータイヤでも走れる程度のオフロード、というか「舗装していない」という程度の道で、主に乗り心地を確かめに行いました。
場所は天竜川の河川敷。砂利がメインで所々拳大の大きさの石ころが点在しているような場所。
ここには個人的に何度も来たことのある場所で、未舗装路の比較としてはここしかなかった、というのが実情です。(ラジコンを走らせる場所を求め、純正タイヤで何度も来た)
気になる乗り心地は、「やや突き上げを感じるシーンは少なかったが、凹凸なりに強い入力を感じる」というのが率直な感想でした。
ワインディングでの「たわみ」がしなやかだったため、こういう路面での期待が大きかったせいかもしれません。
たわみはあくまでサイドウォールの話。「トレッド面は(やはり)相当にしっかりしていた」ということでしょう。




【おさらいとまとめ】トータルでの印象
- 直進性が良くなった(安心感)
- コーナー入り口ではやや舵角が増えるが、その後、舵角に対して曲がろうとする力が急増する(クセの部分)
- その割に一度ステアリングが決まればかなり安定して曲がる(オンザレール感覚)
- 大きな凸凹での突き上げが軽減した(サイドウォールのたわみで吸収している)
- 細かな凹凸での縦揺れは増えた(トレッド面が硬い)
- 路面状況がわかりやすくなった(荒れた路面のザラザラを感じやすくなった)
- 燃費が良い
- 耐摩耗性は高い
総じて良いタイヤと感じました。
また、新車装着タイヤの、G98からの履き替えとして特に良いと感じたのは、
- 「大きな凹凸での乗り心地が改善された。
- 未舗装路でもM+S規格故の安心感がある。
- 普段の街乗り〜高速走行までサマータイヤと同じ感覚で走ることができる。
というところ。
ただ、何度かお伝えしたように、CPの立ち上がりにクセを感じる点と、サイドウォール「たわみ」がわかりやすいタイヤのため、相性の良い車もあれば少し合わない車やドライバーもいることでしょう。
そのあたりの許容度は人によってマチマチなため、手放しで全ての人におすすめできるか?というとそうではありません。
【現物確認結果】調べても出なかった情報(スペックなど)

生産国
- MADE IN JAPAN

UTQG
- Treadwear:500
- Traction:A
- Temparature:A
米国運輸省が米国内で販売される全ての乗用車用タイヤに表示を義務づけているもの。Uniform Tire Quality Gradingの頭文字をとり、UTQGという。タイヤ性能を表しており、アメリカで設けられた基準である『統一タイヤ品質等級基準』のテスト結果を記している。

トレッド/サイドウォール:内部構造
- TREAD:2 POLYESTER, 2 STEEL, 1 POLYAMIDE
- SIDEWALL:2 POLYESTER

主溝深さ
- 全ての主溝(グルーブ)で約7.5mmほどだった。
DUNLOPリリース情報では「横溝と深溝設計でM+Sとした」という趣旨の文章を見たが、それほど深くなかった。7.5mmは普通のサマータイヤと同じくらい。んー、ちょっとザンネン。

横溝深さ(ショルダー部ラグ溝)
MAX6.0mm、トレッド面ショルダー(外)側5mm程度。

ちなみに
生産週は4本とも「1124」(2024年11周目)でした。新しいタイヤの上、4本とも生産週が揃っているなんて想像しておらず、地味に嬉しいポイントでした。

タイヤ選びで悩んだこと。これまで(タイヤ検討まで)のお話

PT5を選んだ理由/魅力に思うところ・不安に思った点
PT5の魅力
- M+S規格であること〈+αの溝深さ〉
- GRANDTREKシリーズに属しつつオンロード向けであること〈ラフロードでの安心感〉
- 高い耐摩耗性〈Treadwear:500〉
- 乗り心地に期待〈真円プロファイル〉
- 丸型の接地形状〈直進性、パターンノイズ、Wetブレーキに有利〉
- 面圧分布の分散〈偏摩耗抑制〉
- サイドウォールのデザイン〈「DUNLOP」のロゴ〉
- 手頃な実売価格
PT5と最後まで迷った銘柄
購入時に最後まで迷ったタイヤが「横浜 GEOLANDAR CV G058」(以下G058)です。
G058はPT5以上にオフロードに適したタイヤで、オンロード8:オフロード2くらいのイメージのタイヤです。
一方、今回選んだPT5はオン9:オフ1くらいのイメージで、G058の方が僅かですが、よりオフロード向きだと判断しました。
公表データに目を向けると、G058が魅力的に思えます。耐摩耗性の数値(Treadwear)は‘700’でかなり高い数値です。一方、PT5のTreadwearは500。(基準は100のためこちらも十分高い数値)
欧州WETグリップラベリングではG058は「B」のラベリングを得ており、交換前の「G98」と同じランクで必要十分。これに関しPT5にはそもそも欧州ラベリングがなく、不安でした。
G058を選ばなかったわけ
ここまで調べて良い感じに思えたG058を選ばなかった理由は以下のように感じたため。
- サイプの多いトレッドデザインがオンロードでの操縦安定性の面で懸念材料だった。
- 接地形状が意図して4角(矩形)にしてあり、(丸型のPT5と比べると)直進性に懸念が残った。
- 現在履いてるタイヤが新車装着のGEOLANDAR G98のため違うメーカーを試したいと思った。
- ラベリングなど、公表データが充実しているG058より、PT5を実際に試したいと思った。
PT5の魅力と不安材料のおさらい
魅力おさらい
下記3つの総合的な性能バランスが他のタイヤより期待できるハズだ!と考え、PT5を選びました。
不安おさらい
前述の通り魅力があれば不安もありまして、PT5は欧州ラベリングはもちろん、重量や溝深さなどの諸元も不明です。
DUNLOPのプレスリリースでも情報が割とあっさりしていて欲しい情報は無く。。。
この辺り、横浜ゴムは探せば公式情報が出てくるので安心ではあるのですが。。。
そのため世界中のYouTubeやカー雑誌のWebインプレッションを見漁りイメージを膨らませました。
最終的にこの不安点に関しては「失敗したらどうしよう」よりも「試して情報発信しよう」というブロガー心理が勝り、購入に至りました。
賢い買い方:購入はネット、取り付けも同時に予約可能
タイヤ選びの当初、近隣タイヤショップでの購入を考えおり見積もりも頂きましたが、最終的に通信販売の「Amazon」から購入しました。
ディーラー任せにせず、Amazonのセールやポイント還元を活用することで、数万円単位の節約が可能です。
ちなみにAmazonや楽天は、セール時期じゃなくても、クーポンが出ていたりポイントアップしていたりすることが多いです。
ネット通販で気になるのは「どこで交換するのか」ですよね。
その点Amazonではタイヤ購入と同時に買える「取付交換」というサービスが利用可能。
このサービスはAmazonで購入したタイヤを指定した整備工場に直送し、購入者は予約した日時に工場へ向かえばOKというものです。
- 車からの脱着
- 組換え
- バランス取り

ただし上記に「タイヤ廃棄代」や「バルブ交換代」は含まれていません。
希望する場合は現地で整備工場に直接支払う必要があります。


購入/交換費用は?
- タイヤ代(4本):57,280円
- 取付交換代(4輪):脱着/組換え/バランス調整費用:11,440円
- タイヤ廃棄代(4本)、新品バルブ代(4本)合わせて:2,640円
全て合わせた費用は71,360円。


ネット購入体験のまとめ
- Amazonでの購入〜取り付けまではスムーズ。不明点もなかった。
- 現地支払い手段に関しては現金のみの場合もあるため、「決済方法は事前に確認」がお勧め。
まとめ:CX-5のタイヤ選びに「迷い」は不要!PT5は最強の節約&快眠タイヤ
約2.6万キロを走り込み、実際に溝を測って確信しました。
ダンロップ GRANDTREK PT5は、CX-5オーナーにとって「間違いのない正解」です。
今回の検証結果を振り返ると
- 驚異の寿命: 26,700km走っても残り溝5.5mm以上。「1mmで1万キロ以上走れる」計算になり、トータル7万キロ超えも現実的な耐久性。
- 確かな性能: 純正タイヤを上回る静粛性と、SUVの重さを感じさせないマイルドな乗り心地。
- 賢い買い方: ディーラー任せにせず、Amazonのセールやポイント還元を活用することで、数万円単位の節約が可能。
タイヤは車の中で唯一地面に接する、命を預けるパーツです。
だからこそ「安かろう悪かろう」は選べませんが、PT5なら「一流ブランドの安心感」と「圧倒的なコスパ」を両立できます。
「次のタイヤ、どうしようかな?」と悩んでいる時間がもったいないほど、このタイヤは優秀です。
まずはAmazonや楽天、タイヤフッドで、今の自分のサイズ(19インチ or 17インチ)がいくらで出ているか、ポイントはどのくらい付くのかをチェックしてみてください。
その一歩が、数万キロ続く快適なドライブと、大きな節約の第一歩になりますよ!
▼ 今回ご紹介した「長く静かに走れる」PT5はこちら
[19インチ用]
[17インチ用]
【デプスゲージ】愛車の溝を測るならこれで十分↓
▼ タイヤを新調したら、ホイールやボディもピカピカに!
新しいタイヤを履くと、車全体を綺麗にしたくなるのがオーナーの性(さが)。
私がポリメタルグレーの艶を維持するために愛用している「バリアスコート」や「CCウォーターゴールド」も是非チェックしてみてください。
以上、最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。
これからも本ブログ「青天井なCAR LIFE」をよろしくお願いいたします。
あなたの人生が青天井に楽しくなりますように。
ではまた!
