本記事の内容はこちら
- JEEPレネゲードの エアコンフィルター 交換方法
- 使用する工具
- 適合するエアコンフィルター
- エバポレーター洗浄(後日やってみた)
こんにちは、自動車整備士2級免許所持者のつりふぁすです。
相方が乗っているJEEPレネゲードのエアコンが臭うらしい。
原因は何だろうと考えましたが、手始めにエアコンフィルターを確認しようとしました。
ところが、国産車であれば工具なしでエアコンフィルターまで辿り着けるのに、外し方が分からないのです。
![つりふぁす](https://car.tsurifirst.com/wp-content/themes/cocoon/images/man.png)
CX-5と全然違う!
この記事を読みながら行えば、整備士じゃなくても(整備知識0でも)交換できると思います。
ゆっくりで良いので是非チャレンジしてみてください!
![JEEPレネゲートのエアコンフィルター。左が古い純正品。](https://car.tsurifirst.com/wp-content/uploads/2024/01/DSC_1261-edited-1024x576.webp)
右が新品のMAHLE製フィルター。問題なく装着できる。
〜筆者(ブログ管理人)について〜 3歳の頃から釣竿を握って以来30数年釣りを生き甲斐に生活しています。 仕事は2008年に自動車整備士免許2級(ガソリン・ディーゼル)を取得後、2021年までマツダ車のブレーキや音・振動開発に従事していました。 その後転職し、サービスエンジニアを経て船舶用品の開発に従事しています。 仕事柄、安全第一の考えですので手順を省略したりせず、大事なところはきちんと伝えます。
作業前の注意事項
以上に配慮し、自己責任でお願いします。
![](https://car.tsurifirst.com/wp-content/uploads/2024/04/DSC_7489-edited-1.webp)
交換する際に外すボルト類のサイズ
![](https://car.tsurifirst.com/wp-content/uploads/2024/04/889b61759c66160836fa56d2f816fb92-800x416.png)
![](https://car.tsurifirst.com/wp-content/uploads/2024/04/33c1e10f9736420ad71d1f8b92a6d067-800x487.png)
使用した工具
必要なものはこちら
写真の右から3番目(エクステンションバーと6角ソケットの間)は「変換アダプタ(9.5mm→6.35mm)」ですが無くてOKです。(今回私はソケットを6.35mm規格を使ったため、変換が必要でした。)
![今回使用した工具](https://car.tsurifirst.com/wp-content/uploads/2024/01/DSC_1266-edited-1024x576.webp)
交換手順
ダッシュボード横の三角形のパネルを外す
![](https://car.tsurifirst.com/wp-content/uploads/2024/07/DSC_9260-800x450.jpeg)
![](https://car.tsurifirst.com/wp-content/uploads/2024/07/DSC_9262-800x450.jpeg)
トルクスネジ(1か所)を外す
![トルクスネジ(1か所)の場所](https://car.tsurifirst.com/wp-content/uploads/2023/05/DSC_1248-edited-1024x576.webp)
ダッシュボードを開けトルクスネジを外す
![ダッシュボードを開け3か所(左右と真ん中)あるトルクスネジを外す](https://car.tsurifirst.com/wp-content/uploads/2023/05/DSC_1249-edited-1024x576.webp)
![](https://car.tsurifirst.com/wp-content/uploads/2024/07/DSC_9270-800x450.jpeg)
![](https://car.tsurifirst.com/wp-content/uploads/2024/07/DSC_9269-800x450.jpeg)
ダッシュボード下の方にあるインシュレーターを外す
![](https://car.tsurifirst.com/wp-content/uploads/2024/07/DSC_9266-800x450.jpeg)
左右2か所のクリップで留まっている。これは左側。
![](https://car.tsurifirst.com/wp-content/uploads/2024/07/DSC_9267-800x450.jpeg)
![インシュレーターを外した状態](https://car.tsurifirst.com/wp-content/uploads/2023/05/DSC_1252-edited-1024x576.webp)
インシュレーターを外すと見えるトルクスネジを外す
![インシュレーターを外すと見えるトルクスネジを外す](https://car.tsurifirst.com/wp-content/uploads/2023/05/DSC_1253-edited-1024x576.webp)
![](https://car.tsurifirst.com/wp-content/uploads/2024/07/DSC_9268-800x450.jpeg)
ダッシュボードを手で外す
![樹脂部品取り外しの様子](https://car.tsurifirst.com/wp-content/uploads/2023/05/DSC_1254-edited-1024x576.webp)
エアクリーナー前方のカバーを外す
エアクリーナー前方の6角ボルト(1箇所)を外す
![エアクリーナー前方の6角ボルト](https://car.tsurifirst.com/wp-content/uploads/2023/05/DSC_1256-edited-1024x576.webp)
![](https://car.tsurifirst.com/wp-content/uploads/2024/07/DSC_9273-1-edited.jpeg)
![ボルトを外している様子](https://car.tsurifirst.com/wp-content/uploads/2023/05/DSC_1255-edited-1024x576.webp)
ボルトを外したらカバーを外す
![カバーを外す様子](https://car.tsurifirst.com/wp-content/uploads/2023/05/DSC_1257-edited-1024x576.webp)
![](https://car.tsurifirst.com/wp-content/uploads/2024/07/DSC_9275-800x450.jpeg)
エアコンフィルター本体を外す
![フィルター本体を外す様子](https://car.tsurifirst.com/wp-content/uploads/2023/05/DSC_1259-edited-1024x576.webp)
![JEEPレネゲードの外したフィルター(6万キロ無交換)と新品の比較](https://car.tsurifirst.com/wp-content/uploads/2023/06/DSC_1261-1-edited-1024x576.webp)
![](https://car.tsurifirst.com/wp-content/uploads/2024/07/DSC_9286-800x450.jpeg)
新品のエアコンフィルターを入れる
![Amazonで売ってたMAHLE製のエアコンフィルターを入れる。サイズはぴったりで特に問題なし。](https://car.tsurifirst.com/wp-content/uploads/2023/05/DSC_1263-edited-1024x576.webp)
復旧(外した部品をつけていく)
外した時と逆の順番で組み付けて完了です。
番外編【追記】エバポレーター洗浄してみた
フィルター交換から約1年後。やっぱり酸っぱいようなカビのような嫌な匂いが強くなってきたため、家庭用エアコン洗浄スプレー「ラクハピ(無香料)」を用いてエバポレーター洗浄してみました。
結果は◎。やって大正解でした。洗浄後にこれまでの嫌な匂いが一切なくなりました。
ただし洗浄スプレーは必ず無香料をお使いください。でないと洗浄剤の匂いがきついです。
やり方は至って簡単。下記は参考までに、私が行なった手順です。(こちらも自己責任でお願いしますね)
- ラクハピのノズルに内径6mmのチューブを差し込む(チューブはホームセンター(コーナン)にて量り売りを購入。)
- エアコンフィルターを外した空間からノズルを入れ、右奥の方に突っ込む。(ファンのプロペラに当たるが、隙間からなるべく奥に差し込んだ。)
- あとはトリガーを引いて洗浄液を全量噴射(注入)
- 全量噴射後にチューブを引き抜く。
- エアコンONし、最低温度に設定、内気循環、風量最大にして5分ほど放置。(これはエバポレーターを結露させ、洗浄剤を流すイメージ。)
![](https://car.tsurifirst.com/wp-content/uploads/2024/07/DSC_9140-edited.jpeg)
![](https://car.tsurifirst.com/wp-content/uploads/2024/07/DSC_9282-800x450.jpeg)
エバポレーターを目視できないため失敗する可能性もあったが、今回の作業で臭いは消えてくれた。
選んだ新品エアコンフィルター
私が選んだのはこちら⬇️ 価格は3000円〜4000円くらいだと思います。
アマゾンで売ってました。エアコンフィルター自体の適正価格はどれもそれくらいなので、
例えば5000円以上するなど明らかに高いものはお勧めしません。
Amazonでは「定期おトク便」のものも売られていました。さらに5%オフです。
(https://amzn.to/49vXkAY(新しいタブで開きます))
カーディーラーなどで買う場合は取り付け工賃込みのものもあります。
ちなみにCX−5のエアコンフィルターはマツダディーラーにて工賃とフィルター併せて6000円未満です。
⬇️は抗菌抗ウィルスタイプ(天然ポリフェノール・ヤシ殻活性炭配合)のもの。こちらも適合しそうです。
今回のレネゲードのエアコンフィルターは結構手間がかかる類でした。
しかし冒頭でもお伝えした通り、私の普段乗っているマツダ CX-5などの国産車であれば工具不要の車種も多いです。
どんな整備でもメンテナンス前にきちんとした情報を得て、工具を揃えれば整備士じゃなくても交換できると思います。
是非チャレンジしてみてください。このブログが参考になれば幸いです。
くれぐれも作業はご安全に。
最後に
以上、最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。
これからも本ブログ「青天井LIFE」をよろしくお願い致します。
あなたの人生が青天井に楽しくなりますように。
ではまた!
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